technical data
当社お客様向けの参考資料としまして、
これらの知見を約130頁に取りまとめた参考書
「電熱用合金線及び帯」を作成しています。
ご希望の方は当社まで連絡下されば
実費にて郵送いたします。
シルバー鋼機株式会社
電熱用合金線及び帯(その特性と利用技術に関する基礎知識)
- 著者
- 清田泰輔
- 学歴
- 熊本大学工学部 金属工学科卒
- 職務歴
- 日本金属工業(株)シルバー鋼機(株)
目次
- 1.鋼種と化学成分
- 1-1 電熱体に要求される特性と鋼種ごとの利欠点
- 1-2 電熱体に必要な元素とその役割
- 1-3 鋼種と化学成分
- 2.物理的性質、化学的性質、機械的性質
- 3.電気抵抗
- 3-1 線及び帯の導体抵抗、長さ、質量に関する計算式
- 3-2 体積抵抗率の表示方法とその意味
- 3-3 温度による体積抵抗率の増加係数
- 3-4 体積抵抗率に及ぼす処理工程の影響
- 4.寿命・耐久性・環境・酸化被膜
- 4-1 加速寿命試験とその技術的評価
- 4-2 加速寿命試験値に及ぼす温度の影響
- 4-3 酸化被膜とクロムの役割
- 4-4 酸化被膜に要求される特性
- 4-5 酸化被膜の改善
- 4-6 酸化被膜の化学組成
- 4-7 異物との接触による寿命劣化
- 4-8 引張強さ・伸びに及ぼす温度の影響
- 4-9 直径と最高使用温度
- 5.設計・加工
- 5-1 電熱体の設計に当たって
- 5-2 使用環境と適合鋼種
- 5-3 オームの法則
- 5-4 家電製品用電熱体の計算例
- 5-5 電気炉用電熱体の計算例 (1)
- 5-6 電気炉用電熱体の計算例 (2)
- 5-7 表面電力密度の意味
- 5-8 表面電力密度を用いた計算例
- 5-9 スパイラル巻き加工
- (1)D/d 比
- (2)巻き加工
- (3)ピッチムラ
- (4)密着スパイラルで使うケース
- 5-10 端子まわり(端子、リード、接続)
- (1)端子材具備条件
- (2)望ましい端子材
- (3)望ましくない端子材
- (4)端子棒の断面積
- (5)リード
- (6)接続
- 5-11 温度によって発生する欠陥
- (1)熱間耐「曲げ応力」不良
- (2)低温脆性
- (3)475℃脆性
- (4)高温脆性
- 5-12 溶接
- 5-13 グリーンロット
- 5-14 サルファーアタック
- 5-15 線を所定温度に上げるために必要な電流
- 5-16 電熱体の代表的な型式
- 5-17 密着スパイラルの絶縁用酸化被膜
- 6.補足資料
- 6-1 体積抵抗率の意味
- 6-2 引張強さ、伸び、 ニュートンの意味
- 6-3 応力、歪み、縦弾性係数
- 6-4 密度、比熱、熱放射率、熱膨脹係数
- 6-5 導体抵抗、長さ、質量に関する計算式の誘導
- 6-6 金属の結晶格子とその特徴
- 6-7 再結晶に係わる技術用語
- 6-8 金属の格子欠陥
- 6-9 温度が高くなると抵抗が増加する理由
- 6-10 開放型電熱器に使われる標準スパイラルの仕様
- 6-11 冷間加工率に係わる計算式
- 6-12 伸線・圧延・焼鈍での処理量に係わる計算式
- s 6-13 電熱線の寿命
- 6-14 使用環境に応じた推薦鋼種
- 6-15 電熱合金に使われる元素の元素名の由来
- 7.用途の事例 写真
- ワイヤーゲージ